鬼忍降魔録〔作品紹介〕
こちらは本家ゲーム「ONI」のプレイステーション(PS)タイトルコーナーです。
ONI零~復活~
2001年03月22日発売 定価1.980円 / 機種 プレイステーション / 主人公 司狼丸(緋焔童子)
あらすじ
昔、妖魔は人を襲い、食らい、この世でもっとも恐れられる存在であった。
しかし西暦880年、250年の人生を歩みながらなお超人的な力を発揮する仙人、役小角の作った五行軍の妖魔狩りにより、妖魔ならず、隠忍たちまでもがその身を人里より消さねばならなかった。
「隠忍(おに)」とは、妖魔でありながらも人の心を持ち、人々との共存を図ろうとする異端の一族であった。
妖魔狩りによって、彼らもまた住処を奪われた。
そして、結界を張り、人里離れた山奥に密かに住処を移したのである。
そして、人間にも妖魔にも邪魔されぬ隠忍たちだけの社会をしじまの里と名づけた。
しじまの里で、主人公・司狼丸は父親の天地丸や姉の伊月、幼なじみの沙紀や外道丸らと共に、平和に暮らしていた。
あまり記憶にない母親のことをほとんど語ろうとしない父・天地丸だったが、常に優しさにあふれた伊月が母代わりとなり司狼丸はとりたてて寂しさも感じなかった。
西暦924年、司狼丸6歳、沙紀8歳、外道丸9歳のとき、3人は絶対に近づいてはならないと言われていた山の祠に遊びに行き、その鍵を開ける。
すると祠に閉じ込められていた、つくも神が現れ、これから全国に散らばる八百万の神々が味方になることを約束し、消える。
次の日も、外道丸の提案で山の祠に行く3人。
それは外道丸のつくった「爆星狼」という武器の実験をかねての行動だったが、
そこに奉られていた鏡をいたずらして割ってしまう。
その鏡は、人間界からこのしじまの里を結界で守るための照魔鏡であった。
そして、それが悲劇を呼ぶ。
鏡が割れたことにより、結界は破られた。
それを見逃す五行軍ではなく、まもなくしじまの里で妖魔狩りが行われた。
しじまの里は全滅し、ほとんどの隠忍たちは殺され、一部の者は囚われた。
天地丸は幼い外道丸、沙紀、司狼丸を連れ、からくも脱出する。
仲間や肉親を奪われた怒りに、復讐心を燃やす外道丸や司狼丸たちを戒める天地丸。
悔し涙を呑む外道丸たちとともに天地丸は流浪の旅に出た。
そして、8年の月日が流れる。
司狼丸(緋焔童子) | 外道丸(甲顎天童) | 沙紀(香珠月姫) | 鈴鹿(愛染紅妃) |
天地丸(GB版とは別人) | 弓弦 | 安倍 晴明 |
伊月 (楓玲鶴姫 ※小説版のみ) |
神無 | 道鏡 | 役 小角 | 赤眼 |
黄口 | 義覚 | 義玄 |
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ONI零~流転~
発売未定2004年11月07日発売未定 定価1.980円?(予定だった) / 機種 プレイステーション / 主人公 司狼丸(緋焔童子)
いきさつ
発売前に、パンドラボックスの休止が決まり、宙に浮いている企画
なお、小説版の「ファミ通文庫 ONI零~時空翔けし仔らよ~」は、ゲームの復活の終盤と流転の冒頭がメインになっており、その後の「ファミ通文庫 ONI零~戦国に咲きし仇花よ~」で流転本編が語られると思われたが……
なんと発売1ヶ月前に小説も発売休止に……挿絵担当の神谷順先生曰く「挿絵はすでに描き終えている」とのことでした……
ONI零~天生~
機種 プレイステーション / 主人公 司狼丸(緋焔童子)?
いきさつ
記憶があやふやですが、旧パンドラボックスのブログにて、原作者の飯島健夫さん(現 飯島多紀哉さん)さんがONI零は三部作で復活、流転、天生。という記述があり、
さらにONI零は報われない奴等の報われない話しという記述がありました。
今の時代で続編が出たら、もっと明るい話しになるかもしれませんね。